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ごあいさつ

 プロの演奏家による上質な生のクラシック音楽を子どもたちに聴かせてあげたい。でも、クラシックの音楽会といえば静かにお行儀よく聴かなければいけないようで、とても子どもたちを連れていけない。そういったお母さんお父さんの声に応えて、大分西洋音楽倶楽部は、発足いたしました。

 コンセプトは『泣いても、騒いでも、走り回ってもOK! みんなで楽しく音楽を感じよう』子どもたちに、自由に音楽を感じてほしいと思います。また、お母さんお父さんも、普段は なかなか行く機会のないクラシック音楽会をお楽しみいただけたら幸いです。


 これまで大分西洋音楽倶楽部では2回の音楽会を開催して参りました。2006年夏ではアイネスにおいて約300名の参加があり、2007年春は明野アクロスホールで2回公演を行い、約500名の参加がありました。いずれの会でもアンケート回答者の99%の方が楽しかったとお答えいただいております。この音楽会の特徴は「本物志向」と「親子の共通体験」にあると考えています。

 クラシックの名曲をプロの演奏家が子供向けにアレンジすることなくそのまま演奏することで、感受性豊かな子どもたちはかえって目を輝かせて反応しています。また、子ども用イベントとは違い親も子どもと一緒に、音楽の感動を同じ空間・同じ時間で体験できる貴重な機会になっているのです。

 お子様の心と体の成長は早く、「同じ曲を聴いたのに、前回の音楽会とは違った反応がありました。」というお声もお聞きしています。子どもとともに成長できる音楽会にしてゆきたいと考えています。

               大分西洋音楽倶楽部 代表 青柳理郎